子供や大人のスポーツ障害の治療の基礎知識

恥骨結合炎の症状と治療および予防法

恥骨結合とは、骨盤の前方で両側の骨盤の骨が結合する部分です。骨盤のうち、左右の恥骨という部分が線維組織によって連結された構造になっています。向かい合う骨同士の間で、動きが起こる関係を「関節」、ほとんど動かないように制動されている関係を「結合」といいます。 恥骨結合は基本的には動きませんが、唯一の例外が出産時で、ホルモンの働きで...

梨状筋症候群の症状と治療および予防法

梨状筋という名前は、一般的にはあまり知られていませんが、最近のスポーツ界では、この筋肉に関係する障害が増加しています。梨状筋は賢部にある筋肉です。賢部の大部分は大賢筋に覆われていますが、それよりも深い部分に位置しています。股関節を外側に回す(外旋)働きを受け持つでいます。立つだ姿勢でつま先や膝を外側に向ける運動が外旋です。また...

骨盤裂離骨折の症状と治療および予防法

成長期の骨には成長軟骨があります。この部分が筋肉や腱に引っ張られると、その部分で骨が剥がれてしまう「裂離骨折」という障害が発生します。骨盤の骨にも成長軟骨があり、全身の中でも裂離骨折が起きやすい多い部位とされています。 成長軟骨は骨を成長させて大きくする働きがありますが、ここは成長期の骨のウィークポイントでもあります。また、骨...

腰痛症の症状と治療および予防法

腰痛の中には、腰椎分離症や椎間板ヘルニアのように、明確な診断名をつけられないものが少なくありません。そうした原因を特定できない腰痛に対して、腰痛症というあいまいな病名が使われます。 腰の痛みは、腹部臓器や骨盤内臓器の病気でも起こります。女性では生理痛の症状として腰が重だるくなることがありますし、子宮や卵巣の病気で腰痛が出ること...

椎間板ヘルニアの症状と治療および予防法

椎間板は、椎骨と椎骨の間にある特殊な軟骨のクッション組織です。この椎間板が適度に変形することで、脊椎の勁き(屈曲、進展、側屈、回旋)が可能になります。しかし、椎間板に許容範囲を超える強いカが加わると、椎間板の損傷が発生します。椎間板が損|傷を受け、後方に飛び出してしまうのが椎間板ヘルニアです。 椎間板が後方に飛び出すと、脊髄が...

腰椎分離症の症状と治療および予防法

椎の後方部分で疲労骨折が起こり、進行すると骨が割れた(分離した)状態になるのが腰椎分離症です。 以前は腰椎の後方が割れた状態になってから発見されていたため、先天性の可能性も議論されていました。ところが、スポーツ選手に明らかに多いこと、痛みの出始めの時期にはレントゲン撮影で異常がないのに、しばらくすると割れた部分が見つかることな...

腹筋損傷の症状と治療および予防法

腹筋も骨格筋である以上、肉ばなれのような障害が発生することは避けられません。腹筋体幹の支持において重要な機能を果たしているので、損傷によって重大な影響が現れます。  腹筋は、中央を縦に走る腹直筋と、左右にある腹斜筋群と腹横筋に分けられます。これらの筋肉によって、腹部の前壁と側壁が守られているのです。腹直筋は、胸郭と骨盤(恥骨)...

槌指(つちゆび) の症状と治療および予防法

槌指(つちゆび)という病名は、損傷を受けた結果、指の第1関節だけが曲がり、槌のような形 の独特の変形をきたすことからつけられて います。ところが、損傷の直後は典型的な 形になっていないことがあります。そのた め、槌指と気づかず、見逃されてしまうこ とが少なくありません。

突き指の症状と治療および予防法

突き指は、学校スポーツで球技を行ったときなどに、非常に多く発生しています。しかし、突き指によってどのようなことが起きているのかについては、あまり知られていません。いまだに「引っ張っておけばよい」という認識の指導者もいるような状態です。 突き指とは、ボールや他の選手の体などにより、指に強い力が加わって起こる障害の総称です。指に何...

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