子供や大人のスポーツ障害の治療の基礎知識

筋挫傷の症状と治療および予防法

筋挫傷の症状と治療および予防法

筋挫傷は、筋肉の外からのカによって、筋線維が押しつぶされる損傷です。コンタクトスポーツでは衝突は日常茶飯事なので、アメリカンフットボールのように防具として衡撃を吸収させるパッドを装芯するスポーツもあります。

筋挫傷を受けやすいのは、騰i突を受けやすい部位にある筋肉です。警部、大腿部前面、下腿部前面。後面などの筋肉によく見られます、大腿部前面は頻発部位といっていいでしょう。コンタクトスポーツでは後方からのタックルは反則になることがあるため、前方や側方への衝突が多くなります。ただし、打球や投・送球はさまざまな部位に衝突します。

衝突による筋挫傷では、筋線維だけでなく血管も損傷を受け、ときに大量の出血が起こることがあります。

骨がある部位では、種i突のカによって筋肉が骨に押しつけられ、筋挫傷が発生します。このようにして骨に隣接した部位で出血すると、反応性に骨が作られる現象(骨化)が起こることがあります。このような状態を骨化性筋炎といいます。

筋挫傷の原因:選手やボールとの衝突で起こる

他の選手の体の一部(多くは頭部や膝)、あるいはボールなどの競技用具が、筋肉に衝突することで起こります。原因としてよく見られるのは、タックルやブロックなどのプレーによる他の選手との衝突、あるいは打球や投・送球の衝突です。

衝突したものの大きさや衝突の速度によって、損傷の大きさが決まります。

筋挫傷の症状:筋肉の痛み、腫れ、脱力

衝突を受けた筋肉に、痛み、腫れ、脱力などの自党症状が現れます。

筋肉内で出血が起こり、血液が筋肉内にたまる血Jllができると、著しい腫れや液体による波動が生じます。

骨化性筋炎を起こした場合には、筋肉の動きが制限され、閔係する関節の動きが著しく低下します。

大腿部前面の筋挫傷で膝が曲がらなくなったというように、関節の動きが著しく低下している場合には、骨化性筋炎を疑う必要があります。

筋挫傷の診断:詳しい診断には画像検査を

発生機転と症状から容易に診断することができます。ただ、筋肉の鼎簒がどれくらいの範囲で起こっているか、血腫ができていないか、といった詳しい診断には、MRIや超音波検査の画像が役立ちます。

骨化性筋炎を疑う場合には、レントゲン撮影を行いますぃ骨化が起きている場合には、骨の周囲に白い影が写ります。ただし、筋挫傷の発生後1~2週間しないと、骨化は明らかになりません。

筋挫傷の治療方法:血腫を防ぐには圧迫が大切

現場でできる応急処邁はアイシングと圧迫です 圧迫が不十分な場合には、出血が続いで血腫かできてしまいます。
血腫が大量に生じた場合には、取り除かなければなりません 早期であれば注射器で吸い出すことができますか、時闘がたっと血液か凝固するため、吸い出せなくなります その場合には、切開することか必要になります。

関節の可動制限があり、骨化性筋炎か疑われるような場合には、関節の可勁域を無理に広げるような治療やリハビリテーシコンを行ってはいけません 骨化の反応を悪化させてしまうことになるので、安静を保っことか大切です。

筋挫傷の予防法:適切な防具を使用する

衝突は避けられないことが多いので、衝突か・おきても体を守れるように、適切な防具を使用することが筋挫傷の予防に役立ちます 野球ではテッドボールによる筋挫傷を防ぐ防只が使用されており、アメリカンフットポールでも大腿部にパッドか使用されています。



Return Top