器官系

神経系~情報を受取り、処理し、発信する

神経系と神経細胞

神経系は情報を受け取り、処理し、発信する働きをしています。情報を伝達する点で内分泌系と似ていますが、神経系は全身に張りめぐらされ、体の状態や外部環境の情幸則こ対して体内のすべての器官に指令を送り、その働きを調節しています。

構造や位置から神経系は「中枢神経」と「末梢神経」に分けられます。中枢神経には脳と脊髄が、末梢神経にはそれ以外の神経組織が含まれます。また、その機能から体の動きや感覚を支配する「体性神経」と、主に内臓の働きを支配する「自律神経」に分けられ、神経細胞は情報を受け取る樹状突起と情報を伝達する軸索突起からできています。樹状突起と軸索突起はシナプスという構造によって他の神経細胞と接触し、情報の受け渡しをします。軸索突起は脳では数ミリの長さしかありませんが、脊髄や末梢神経では長く、坐骨神経ではlm近くあります。長い距離の情報伝達を効率よくするため、絶縁体の役割をする髄鞘が軸索を取り巻いています。末梢神経は、髄鞘に包まれた軸索突起がり、膜に包まれた構造になっています。 続きを読む


内分泌系~各器官にホルモンで情報を伝える

ホルモンとは

内分泌器官は、体の情報や周囲環境の情報を、体内のさまざまな器官に伝える働きをしています。

化学物質であるホルモンを、血液を介して送ることで情報を伝えます。ホルモンは、ごく低い濃度で特定の器官の働きを変えることができます。

ホルモンを分泌する全身のさまざまな内分泌器官の働きは、内分泌の中枢である視床下部から出るホルモンの指令により、促進されたり、抑制されたりします。内分泌の中枢は、分泌されたホルモンの濃度を感知し、高くなりすぎたり、低くなりすぎたりしないように制御します。 続きを読む


泌尿器系・生殖器系~体内の老廃物を排泄する

泌尿器系の構造と役割

泌尿器系は、体の中で発生した不要な物質(老廃物)を、血液中から取り除き、尿中に排泄する働きをしています。腎臓で血液から尿が作られ、尿は尿管を通って膀胱にためられます。膀胱の尿は、尿道を通って排泄されます。

腎臓

腹部の深い場所に左右1個ずつ存在します。普通、わずかに左のほうが高い位置にあります。腎臓の1つの重さは、成人男性で150~160 g 、成人女性で130~140 g程度です。わずかに左の腎臓が重くなっています。

腎臓には、腹部大動脈から動脈血が流れ込みます。心臓から拍出される血液の約20%が流れ込むため、毎分Hもの血液を濾過しています。

血液から尿を作り出しているのは、ネフロンと呼ばれる濾過装置の基本単位です。腎臓には、ネフロンが約100万個存在し、流れ込んできた血液から、水分や排泄すべき物質を濾過しています。

その結果できた尿は、尿細管という管を通って集められます。その途中で、尿細管にからみついている毛細血管との開で、排泄や再吸収という物質のやり取りが行われます。体内が水分不足の状態だと、再吸収する水分量を増やすため、濃縮された尿となります。そのため、水分不足の状態が続き、腎臓にかかる負担は大きくなります。できた尿は尿管を通って膀胱に送られます。1日に作られる尿は、成人で1.5忿前後です。

体の深部にある腎臓ですが、まれにスポーツ中の腹部の打撲によって損傷することがあります。強い腹痛や血尿が出た場合に
は、腎臓損傷の可能性があるので病院で受診することがすすめられます。

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消化器系~栄養を吸収し、蓄え、排泄する

消化管の構造と役割

消化器系は、摂取した食べ物や飲み物を、体の中で使いやすい栄養素に分解したり、それを吸収して蓄えたり、不要な物質を排泄したりするまでの、さまざまな働きをしています。

口の中では、歯で噛み砕くという機械的消化が行われ、一部は唾液によって分解する消化が始まります。

食べた物は、食道を通って胃に入ります。胃では主にたんぱく質の分解が起こります。 続きを読む


循環器系~体のすみずみまで血液を送る

循環と血管の構造

循環器系は、体のすみずみの細胞まで酸素や栄養素を運び、細胞で発生した二酸化炭素や老廃物を運び去るのに使われる道路網のようなものです。心臓と血管から構成されています。

血液が体内をめぐることを循環といいます。循環は、心臓から出た血液が肺に行って戻ってくる「肺循環」と、肺を除く全身をめぐる「体循環」に大別されます。

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呼吸器系~酸素と二酸化炭素を交換する

呼吸器の構造

私たちの生命活動に必要な酸素を、体の中に取り込むために働いているのが呼吸器系です。

空気の通り道を気道といい、「上気道」と「下気道」に分類されています。鼻からのど(咽頭)までの部分が上気道です。その先で食べ物の通り道である食道と枝分かれし、気道は喉頭、気管、気管支を通って肺まで続いています。この喉頭から肺までの部分を下気道といいます。

気管支は、枝分かれしながらどんどん細くなっていき、その先端には、ごく小さな袋状の肺胞がついています。吸い込んだ空気は、気管支を通って、最終的には膨大な数の肺胞に送られます。

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